2020年6月12日(金)

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汗をたくさんかくのは代謝が良い=痩せる証拠?汗っかきの原因と代謝を良くする方法を紹介

ジミーくん:たくさん食べるのに太らないねって、みんなに言われるメェ。汗っかきだから代謝がいいのかなー?

八木先生:汗をよくかくからといって、必ずしも代謝が良いというわけではないよ。代謝の良さや汗っかきとなる原因は、基礎代謝が関係しているんだ。

ジミーくん:汗をかきにくい人だけでなく、汗っかきの人でも代謝が悪いことがあるの?!

八木先生:そうなんだよ!それじゃあ、代謝が悪くて汗っかきになる原因と、代謝を良くして痩せやすい体になるための方法を見ていこう。

(この記事の担当:八木先生・ジミーくん)

    代謝が良い=痩せるとは?基礎代謝と新陳代謝の関係

    ダイエットや美容を気にかけている時によく見聞きする言葉が『代謝』。生命維持に必要な「基礎代謝」と、髪・爪の生え変わりや肌のターンオーバーなど古いものを体外に出して、新しいものに入れ替える「新陳代謝」という言葉は、一度は聞いたことがあるよね。

    1日の消費エネルギー量を大きく分けると、約60%を占める基礎代謝、約20~30%を消費する生活活動代謝、約10%を占める食事誘発性体熱産生(DIT)で構成されているんだ。

    基礎代謝は、じっとしていても心臓を動かしたり、血液を供給したりなど自動的に行われるエネルギー消費で、肝臓、脳、筋肉の順で消費されるんだ。生活活動代謝は、日常生活の動作や運動などで体を動かした時に使われるエネルギー消費で、基礎代謝の次に1日の消費量が大きい代謝だよ。食事誘発性体熱産生は、人が食事をすることで発生するエネルギー消費で、食事で体が熱くなることや、しっかり食べてダイエットする方法も、食事誘発性体熱産生に起因しているんだメェ。

    代謝が悪くなると体温が下がり、体を温めようと皮下脂肪を蓄え始めるので、痩せにくい体質になるよ。反対に筋肉をつけるなどして体を温め、エネルギー代謝が上がれば、太りにくくなると言えるね。

    代謝が悪くて汗っかきになる理由とは

    ①冷え性

    汗っかきな人は、冷え性とは無縁と思われがちだけど、汗っかきなのに手足などの末端が冷たい人は、「隠れ冷え性」であることが多いよ。運動すると汗をかくのは、必要以上に上がった体温を冷やすため。でも、ちょっと動いただけで大汗をかいたりするのは、体が余計な水分を溜め込んでいることが原因ということもあるみたい。水分を取りすぎていたり、水分の排出が上手くいっていない証拠なので、代謝を上げていく必要があるメェ。

    また、隠れ冷え性は女性だけではなく、男性にも多いと言われていて、内臓の機能や基礎代謝のレベルが下がり、食事を脂肪として溜め込みやすくなっているみたいだメェ。

    ②隠れ肥満

    太っている人はもちろんだけど、平均的な体形や痩せ気味の人で汗っかきの場合は「隠れ肥満」の可能性があるメェ。隠れ肥満は、内臓脂肪が厚くなり、皮下脂肪と同様に体に熱がこもりやすくなるので、体温調節のために汗の量が多くなると言われているよ。

    ③運動不足

    慢性的に運動不足に陥っている人は、汗をかく機会が少ないため、汗腺が衰えて体全体でかく汗の量は少なくても、体の一部だけで汗をかいて体温を調節している場合があるメェ。汗が溜まりやすいワキや、汗をかきたくない場所によく汗をかくようになるので、急に汗っかきになったと思った時は、運動不足が原因かも!?

    ④ストレス

    精神的なストレスや緊張で、大量に汗をかくことを「精神性発汗」と言うんだ。手のひらや足裏などの局所に大量に汗をかいたり、体全体の発汗量が増えたりすることがあるんだメェ。

    ⑤食事の内容

    食事の内容が原因で、汗を多くかいてしまうことがあるよ。香辛料や肉類、お酒などは摂り過ぎると汗腺が刺激されて、特に顔や頭に汗がかきやすくなるので、汗が気になるようであれば食事内容の見直しを。

    痩せやすく代謝の良い汗をかく体づくり

    基礎代謝、生活活動代謝、食事誘発性熱産生の3つの代謝量を効率的に上げて、筋肉を増やして体を温め、痩せやすい良い汗がかける方法を紹介するメェ。

    ①基礎代謝を上げる

    基礎代謝を上げるのに実践したい習慣として、まずは起床後のストレッチ。ストレッチには自律神経を整え、血流を良くする働きがあり、朝日を浴びながらストレッチを行うと、1日の基礎代謝を上げることができるよ。また、朝1杯の水や白湯を飲むのも基礎代謝を良くするのに効果的。

    そして多くのエネルギーを消費する筋肉や脳、各臓器へのアプローチも日頃から行いたいもの。ふとももなどの大きな筋肉が鍛えられるスクワットや、内臓の働きを良くするために、適切な睡眠と食習慣を大切にし、新しいことにチャレンジして脳を活性化させよう。

    ②生活活動代謝を上げる

    まとまった時間がなくても、毎日の生活の中で生活活動代謝を上げることができるメェ。

    通勤や仕事、家事、勉強などの日常生活で身体活動量を増やす方法として、キビキビ行動する、エレベーターではなく階段を使う、一駅歩く、座っているときは胸を張って姿勢を正すなど、日常の動作を意識するだけで生活活動代謝を高めることができるんだ。また、歯磨きをする時はつま先立ち、かかとの上げ下げなど、ながら運動も効果的なのでぜひ取り入れてみるとよいメェ。

    ③食事誘発性熱産生を高める

    食事誘発性熱産生を高めるために取り組みたい習慣を紹介するメェ。まずは、食事の20~30分前に、ストレッチやウォーキングなど軽く体を動かすと、食べる時の食事誘導性熱産生が高まるよ。

    食事では、できるだけ温かいものをよく噛んで食べるように心がけ、代謝量が増大するタンパク質の摂取を増やすと効果的。

    夜遅くの食事は、胃腸の負担だけでなく、食事誘導性熱産生が低くなる時間帯なので、できるだけ朝型の食生活にシフトしていこう。

     

    いろいろ試してみて、それでも汗のにおいが気になる、ワキ汗が多くて悩んでいるという方は、医療機関へ相談してみるのも一つの方法ですよ。

    (ライター:麻中 蓬)

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