2021年4月27日(火)

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おすすめワキ汗ケア方法

春になり気温が上がってくると、汗ばむ機会が増えます。外出先で「ワキがベタベタする」「ニオイ、大丈夫かな?」と気になることもあります。実は、春の汗は夏の汗より厄介!ワキ汗のケア方法を知り、春を気持ちよく過ごしましょう。

 

    汗が出るのは「体温調節」をするため

     人は汗をかくことで熱を体の外に出し、体温を調節しています。暖かい日に汗をかくのは、体温が上がってしまうのを防ぐためです。汗をかくことは、脳や体のさまざまな器官を守るために、とても大事なことです。

    汗をかく仕組みについては、こちらのページで詳しく紹介しています。

    https://wakiasenioi.jp/about/

    汗は塩分をたくさん含んでいますが、体に必要な成分であるため体内に再吸収されます。通常、汗の成分の99%が水分になるため、汗はサラサラとしていて、ニオイは気になりません。しかし、寒い時期に働く必要がなかったために機能が落ちた汗腺は、春になり働きだしても塩分の再吸収をうまくできないためそのため、この時季は汗のベタベタやニオイが気になるのです。

    ストレスはワキ汗を増やす

    緊張したり、精神的なストレスを感じたりすると、人は汗をかきます。体温調節のための汗が全身に出るのに対し、ストレスによる汗は、手のひらやワキの下など限られた場所に短時間のうちに出ます。

    生活の変化や新たな出会いのある春は、ストレスによるワキ汗もかきやすいと言えます。

    春のワキ汗対策

    ワキ汗が気になる、ベタつきやニオイを抑えたい場合は、どうしたらよいのでしょうか?ここでは、3つの対策をご紹介します。

    (1)汗の質をコントロール

    春になり、休んでいた汗腺が働きだし、濃度の高い汗を出すのは、汗腺が衰えているためです。汗腺の働きを取り戻せば、ベタつきが少ない汗をかく体になります。

    1.ウォーキングや入浴で汗をかく

    汗ばむ程度のウォーキングをしたり、38度程度のぬるめのお湯にゆっくり浸かったりということを習慣化すると、汗腺の働きが徐々にスムーズになります。

    2.エアコンは適度に使う

    エアコンを活用すると快適な環境を維持できますが、汗をかかない毎日では汗腺の働きは衰える一方です。

    運動後や入浴後に、クーラーの効いた涼しい部屋で体を冷やすのはNGです。働きだした汗腺が閉じてしまうので、自然に汗をかき、体温が下がるのを待って、エアコンは適度に使いましょう。

    (2)汗の量とニオイをコントロール

    汗を放っておくと、ニオイの元や服の黄ばみの原因になります。上手にアイテムを活用しましょう。

    1.汗拭きシートで拭き取る

    おすすめは市販の汗拭きシート。汗をすっきりと拭き取るだけでなく、ヒンヤリ感や爽快感が残るように設計されているので、使用感にも優れています。

    タオルやハンカチで拭く場合、乾いたままではなく、濡らして使いましょう。乾いた布で拭くと、必要以上に肌表面の水分を奪うので、肌が擦れてしまったり、体が汗を増やそうと働いたりすることもあります。

    タオルやハンカチを濡らす際には、水の代わりにミョウバン水をつかうと効果的です。ミョウバンは制汗剤にも使われている成分です。ミョウバン水は1リットルの水にミョウバン25gを溶かしてつくります。

    2.制汗剤・デオドラント剤を使う

    制汗剤は肌の表面に働き、一時的に汗を抑えるものです。デオドラント剤は、汗によって嫌なニオイが出るのを防ぐものです。手軽に使える制汗剤は、外出先での汗対策に適しています。

    ニオイを防ぐ目的のデオドラント剤は、塗る位置が効果に影響します。ワキのくぼみを中心に、2~3cm外側までカバーするようにつけましょう。

    3.汗量が多い人はワキ汗パットの活用を

    汗の量が多いと感じている人は、服に貼り付けられるワキ汗パットや、ワキ汗パッド付きの下着を活用しましょう。汗をかいてもパットが直接吸収してくれるので不快感を減らすことができるうえに、服に汗ジミをつける心配もありません。

    注意したいのは、ワキ汗パッドの衛生面。一度着たら洗濯し、その後完全に乾かし、雑菌が繁殖しないように注意しましょう。

    (3)食生活にも注意を!

    汗の質は、食事によって変化します。肉などの脂の多いものは、汗の質を悪くするため、ニオイもきつくなります。

    よい汗をつくる食べ物は、野菜、果物、豆類、玄米など。油はオリーブオイルを、味付けには酢を取り入れるのがおすすめです。清涼飲料水やジュースは、緑茶やとうもろこしのひげ茶、はと麦茶などに変えましょう。

    日常生活に支障が出るほどの汗は多汗症かも

    「暑くなくても汗が出る」「汗の量が異常だ」という場合は、多汗症という病気かもしれません。代謝や精神面に関わる病気が隠れているケースもあります。汗で日常生活が送りづらいと感じている場合は、医療機関で診察を受けることが大切です。症状をやわらげる治療法を受けることもできます。

    多汗症については、こちらの記事で詳しく解説しています。

    多汗症とは?症状・原因・治療法・セルフチェックを解説!

    ベタベタ汗からサラサラ汗にすることは、春だけでなく、夏を快適に過ごすことにもつながります。運動や入浴、食事などの日常生活を見直すと同時に、自分に合ったアイテムを見つけ、ワキ汗対策をしてください。