2019年8月16日(金)

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知っておこう!熱中症から、からだを守る方法

しゅーくん:ぐびぐび…夏は冷たい飲み物が美味しいメェ~!ぽちゃ兄も飲む?

ぽちゃ兄:いや、僕はやめとくよ。飲み物を飲むとすぐに汗をかいちゃうしね。

しゅーくん:え~それは危ないよ!水分不足で熱中症になることもあるし、我慢は良くないと思うなぁ・・・。

ぽちゃ兄:まだ若いし、ちょっとくらい大丈夫だメェ!

しゅーくん:子どもや年配の方だけじゃなく、若い人の熱中症も増えているんだよ。なんだか心配だから、正しい知識を学ぼう!

この記事の担当:しゅーくん&ぽちゃ兄
監修:加藤 一実 先生(加藤クリニック麻布 東京院 院長)

    1.この症状、もしかして熱中症かも?

    熱中症というと、真夏の炎天下の中で意識が朦朧として倒れてしまう、なんていうのを想像する人も多いと思うけど、実は口の渇き、頭痛や筋肉のけいれんなども熱中症の症状の一つで、屋内で起きることも多いんだ。まさか自分はならないだろうと過信せず、いつもと少し違うな、というからだのサインを見逃さないことが大切だメェ。

    ①軽度
    めまい・失神や瞬間的な立ちくらみなどのほか、呼吸回数が増える、汗が止まらない、顔が青白くなることも。筋肉痛やこむら返りのような筋肉の硬直が起きることもあるから、特に運動後には筋肉疲労と誤解されることもあるよ。安易に考えず、涼しいところに移動してからだを冷やし、水分と塩分を取ることが大切だメェ。

    ②中度
    頭痛・吐き気・下痢・倦怠感・気分の不快感や集中力の低下などが複合的に起きる。からだに力が入らなくなり、ぐったりするような状態になりやすく、適切な対応をしないと重症化する可能性もあるメェ。一人でなんとかしようとせず、誰かに付き添ってもらい、症状が改善しないときには病院へ行こう。

    ③重度
    意識障害・けいれん・過呼吸などのショック症状が起きる。呼びかけへの反応がおかしかったり、真っ直ぐ歩けないなどのほか、体温が高くなっていることも。病院への搬送が必要なので、すぐに救急車を呼び、身体を冷やして、水分をできるだけ摂って到着を待とう。

     

    2.熱中症は、予防が大切!

    熱中症の怖さは、前触れとなる症状に気付きにくいこと。自覚したときには重症化している、ということも。そのため、日頃から意識して予防をすることが大切なんだメェ。

    ①環境に敏感になろう
    高い気温のほか、高湿度や風通しが悪くても熱中症が起きやすくなるメェ。屋外では日陰を選んで歩いたり、帽子や日傘を活用することも大切。屋内では、扇風機やエアコンを適切に使用しよう。

    ②からだを整えよう
    高齢者や乳幼児だけでなく、肥満の方や持病がある方は、特に注意が必要。また、普段は健康だと思っていても、寝不足や二日酔い、ダイエットなどで栄養が足りていない場合にも熱中症が起きやすくなるので、日頃の健康管理には気を付けようね。

    ③水分・塩分はこまめに摂ろう
    喉が渇いたなと思うときには、既にからだの水分は足りていない状態。常に飲み物を持ち歩くようにし、こまめに飲むことが大切。ただし、コーヒーや緑茶などのカフェインが多い飲み物やアルコールなどは、利尿作用があり水分を排出してしまうため、注意が必要だメェ。また、大量に汗をかいた場合には、水分と一緒に塩分も排出されているんだ。体内の塩分バランスが崩れると、それを整えようと余分に水分を排出してしまうこともあるので、塩あめを舐めたり、スポーツドリンクで水分補給するなど、意識しよう。

    からだが暑さに慣れる前に急に暑くなると、熱中症になりやすくなるので、普段から適切に汗をかくことも大切。でも、大量の汗に悩んでいる方は、汗をおさえる治療がいろいろあるのを知っていますか?医療機関に一度相談してみるのも、一つの方法です。

    医療機関でできる汗対策はこちら⇒ワキ汗の対処法

    (ライター:古川 麻希)