2020年11月6日(金)

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自覚しづらい「スメハラ」とは?におわせないために日頃からできること

ガリ次郎:リモートワーク中に、ラジオで「スメハラ」って言葉を聞いたんだけど…。ボクは緊張するとワキ汗をたくさんかくから、知らないうちに周りに迷惑をかけてしまってるんじゃないか、心配になってきたメェ。

八木先生:スメハラは香害とともに、特に、ビジネスシーンで見受けられるにおい問題の一つなんだ。デリケートな問題でもあるから、一人ひとりが、まずは理解を深めていくことが肝心だね。

ガリ次郎:今度、久しぶりに出社するんだけど、スメハラにならないよう気をつけるべきことってあるのかな。

八木先生:におわせないために、日頃からできるスメハラ対策を紹介するメェ。

(この記事の担当:ガリ次郎×八木先生)

    よく耳にする「スメハラ」とは?

    「スメハラ」とはスメルハラスメントの略で、「においによるハラスメント」のこと。最近、よく耳にするようになった言葉だね。本人に自覚がないことが多く、指摘しづらいというデリケートな問題でもあるんだ。まずは、スメハラを理解することがスタートであり、一人ひとりが気をつけていくことが大切だよ。

    スメハラと言われるにおいと特徴

    においの感じ方は人それぞれ違うけれど、男性よりも女性の方が嗅覚は敏感で、他人のにおいに気づきやすいと言われているんだ。実際に、職場でスメハラと言われるにおいには、どんな特徴があるのか見ていこう。

    ①ワキ汗・ワキガ臭

    周囲に与える不快なにおいの一つが、ワキ汗やワキガ臭などワキのにおい。緊張しやすい人がかく精神性発汗によるワキ汗は、一気にドッと汗をかくため、におう汗になりやすいんだ。一方ワキガ臭は、アポクリン臭汗症とも呼ばれていて、アポクリン汗腺から分泌される汗と皮脂が混じり合い、常在菌によって分解されることで、発生するのが特徴なんだメェ。

    ②ワキ汗以外の体臭

    ワキ汗やワキガ臭以外にも、加齢とともに現れる加齢臭や40代頃から発しやすいミドル脂臭、疲労が蓄積した時に増える疲労臭、緊張やストレスを感じると発しやすいストレス臭、極端な糖質制限で発生するダイエット臭、足のにおいなどがあるんだ。体から発せられるにおいは、特に不快に感じられる傾向にあるよ。

    ③口臭

    職場で会話をしている時にもっとも気になるにおいが、口臭。口臭の原因として、虫歯や歯垢、歯周病、胃や舌のトラブルなど何かしらの疾患が関係している場合と、空腹時や緊張時に口の中が乾燥することでにおいが発生する場合があるんだ。また、においの強いニンニクなどの飲食物の摂取による口臭もあるメェ。慢性的であればあるほど、自分で自分のにおいが感じにくいと言われているよ。

    ④香水や柔軟剤

    自分ではいい香りだと思っていても、香水や柔軟剤のにおいは、人を不快にさせてしまうこともあるんだ。自分は香水や柔軟剤のにおいに慣れている分、使用する頻度や量が増えて、周りに不快感を与えてしまうことも多いよ。他にも、化粧品のにおいや男性の整髪料のにおいなども注意が必要だメェ。

    ⑤タバコ臭やアルコール臭

    タバコやお酒も、不快に感じる人が多いにおいの一つ。タバコは目の前で吸っていなくても、においが衣類や髪に付着したり、口臭を伴ったりするため、非喫煙者からすると、タバコ独特のにおいは不快に感じやすいんだ。お酒の飲み過ぎも、口臭だけではなく、全身からアルコール臭を発してしまうメェ。

     

    不快なにおいを感じることが多いビジネスシーン

    ビジネスにおいて、不快なにおいを感じるシーンとして挙げられることが多いのが、エレベーター内や会議室、電車など、狭い空間にいる時。また、社内だけでなく、公共交通機関を利用している時も、他人のにおいが気になりやすいよね。

    他にも、隣に座るなど横に並んだ時や、すれ違いざま、背後に近寄った時、外出先から戻った時など、密室や誰かと近接する場面が、周りのにおいを最も感じやすい状況だと言えるメェ。

    におわせないために日頃からできるスメハラ対策

    社会人にとって挨拶や身だしなみとともに、においで相手に迷惑をかけないビジネスマナーも、しっかり身につけておきたいものだね。におわせないためにできる、スメハラ対策を紹介するよ。

    ①洗濯物はしっかり乾かす

    洗濯をしっかりしていても、生乾きのままだと、雑菌が繁殖して生乾き特有の嫌なにおいを発してしまうこともあるメェ。洗濯物はできるだけ放置せず、風通しの良い場所で素早く乾かし、室内で乾かす時は部屋干し用洗剤などを使って、雑菌を増やさないことが大切だよ。

    ②香水や柔軟剤の量や種類を見直す

    自分では良かれと思って使っているので、気づくのは難しいけれど、職場に行く際は、においの種類や量を考えて、香水や柔軟剤を使うのも、においのエチケットとして大切だね。

    ③制汗・デオドランド剤を使う

    制汗剤は、汗をかいた状態で使ってもあまり意味がなく、入浴後の肌が清潔な時に使用するのがベストなんだ。たくさん汗をかいてしまった時であれば、ボディーシートなどでしっかり汗を拭き取った後に使うのが効果的。汗のにおい対策には、汗をかいてしまう前に制汗・デオドラント剤を使うようにしよう。

    ④頭や体を丁寧に洗う

    頭や体を正しく洗えていないことで、におってしまうこともあるよ。においを気にするあまり、洗い過ぎには注意しないといけないけれど、頭や体の洗い残しには気をつけよう。また、ヘアケア用品などの流し残しや髪の乾かし残しが、においの原因になることも。洗い残しとともに、流し残しや乾かし残しにも注意しょう。

    ⑤汗をこまめに拭く

    汗のにおいやスメハラになりやすいにおいを防ぐためには、汗をかいたらこまめに拭くことが大切。いつでも使える汗拭きシートなどを持ち歩き、においを発しにくい状態をキープすることもスメハラ対策には効果的だメェ。

    におい対策をしても、ワキ汗や汗のにおいに悩んでいる方は、汗をおさえる治療がいろいろあるのを知っていますか?医療機関に相談してみるのも、一つの方法です。

    (ライター:麻中 蓬)

    まずは気になるワキ汗レベルをチェック!→セルフチェック

    ワキ汗への対処法をまとめたページはこちら→ワキ汗の対処法