2020年2月21日(金)

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香害やスメハラにならない! 「いいにおい」のための香水マナーと体臭対策

シゲキくん:辛いものが大好きなんだけど、汗がにおっていないか、いつも気にしながら食べているんだメェ。今は香水をつけてるんだけど、におう?

オオカミさん:ちょっと香水のにおいが強いかも。エチケットとして香水をつけてるんだな?体臭が弱いと言われる日本人はあまり香水をつける習慣がないし、「いいにおい」と感じる度合いは人それぞれだけど、正しい香水マナーを知っておけば、においを上手にコントロールできるはずだよ。

(この記事の担当 シゲキくん×オオカミさん)

    好まれる香りとは?

    もともと香水は汗と混ざることを想定して作られていて、体臭を気にしている人に香水は向いているはずなんだ。ただ、つけ過ぎ相性の良くない組み合わせを選んでしまうことで、せっかくの香りが台無しになってしまうケースも多いみたい。

    体臭が弱いと言われる日本人には、人工的な強い香りよりも、香料の少ないほのかな香りを好む人が多いかもな。

    香水の基礎知識

    香水は、汗と混じり合っていい香りを放つと言われているけれど、上手に香らせるためには、やはりまずは体を清潔に保っておくことが大事。香水は、シャワーを浴びてからつけよう。

    肌タイプによって相性のいい香りが分かる方法があるから、もし気になったら、調べてみるといいぜ。

    香りの分類と特徴

    アロマテラピーでは、香りは「樹木系」「ハーブ系」「柑橘系」「フローラル系」「エキゾチック系」「樹脂系」「スパイス系」の7種類に分類されるんだ。

    香水などのフレグランスでは、ローズやジャスミンなどの花系「フローラル系」、レモンやオレンジなどの柑橘系「シトラス系」、樹木や香木など森林を思わせる「ウッディー系」、草原や草葉を思わせる「グリーン系」、バニラやキャラメルなどスイーツをイメージした甘い「グルマン系」、東洋原産の香料を使った甘くてスパイシーな「オリエンタル系」などに分かれているよ。

    この他にも特徴のある香りはたくさんあって、自分の好みに合う香りを探すのも楽しいね。

    香水の種類

    日本では香水を一括りで考えがちだけど、実際は香る持続時間や濃度などによって、いくつかの種類に分類されるんだぜ。

    もっとも香りが強く、長持ちするのが「パルファム」。持続時間は5~7時間と言われていて、1滴でもよく香るので、つけすぎには注意したい香水だよ。
    オーデパルファム」は、パルファムより濃度は薄いけど、香りは強く、持続時間は5時間前後。
    これらよりも香りがやわらかく、ほんのりした香りが3~4時間持続する「オードトワレ」という種類。
    香料の濃度も低く、かすかに香る「オーデコロン」は、2~3時間しか香りが持続しないんだ。
    他にも、アルコールが使われていなくて、ほんのり1~2時間香る「練り香水」など、香水の種類はたくさんあるんだぜ。

    さりげなく「いいにおい」を放つ香水マナー

    香水の性質に合わせて、つけるタイミングやつける場所、量を知っておけば、スメハラにならずに、におい対策や十分に香りを楽しむことができると思うんだ。さりげなく「いいにおい」を放つ香水マナーを見ていこう。

    香水の性質に合わせて正しくつける

    香水の持続時間にもよるけど、たくさん人が集まる時や大事な場面の直前には、できるだけつけない方がいいよな。朝につけて、香りの効果が薄れてきたら、またつけるくらいでちょうどいいんだ。人と待ち合わせる場合は、30分~1時間前にはつけておこう。

    香水は、手首やうなじ、ひざ裏、ひじの内側など、太い血管が通っている部位につけるのが一般的。ワキの下や足の裏は、汗のにおいと混ざりすぎてしまうので、つけるのはやめよう。

    季節やTPOに合わせた香水選び

    季節や気候が変われば、香水の香り方もかなり違ってくるぞ。湿度が高いと香りが後に残りやすいけど、乾燥していると香りが飛びやすくなるんだ。だから季節や場所によって、マッチする香りの選び方があるんだぜ。

    日本では、高温多湿な夏には柑橘系のすっきりした香水が好まれる傾向にあるよ。例えば、春であればフローラル系、秋冬であればオリエンタル系といったように、香りの傾向と季節を意識しながら、自分の好みも加味して香水を選ぼう。

    また、飲食店やオフィス、冠婚葬祭などTPOに合わせることも大切だな。

    香水のつけ過ぎに気をつける

    やってしまいがちな失敗といえば、香水のつけ過ぎ。せっかくのいい香りが逆効果となってしまうことも。液体のものであれば、1滴で十分香るし、スプレー式でも数回のプッシュだけでちゃんと香るので、つけ過ぎには気をつけよう。香水の種類や特徴、自分の好みや相性にぴったりな香り選びをマスターして、「いいにおい」をほのかに香らせる人を目指そう。

    それでも体臭や汗のにおいに悩んでいる方は、汗をおさえる治療がいろいろあるのを知っていますか? 医療機関に一度相談してみるのも、一つの方法です。

    (ライター:麻中 蓬)

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